株式会社NTTデータ ユニバーシティ

NTTデータグループとMOOC提供サイト「gacco」が連携しデータサイエンティスト育成プロジェクトを発足

2014年6月9日

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)、株式会社NTTドコモ(以下:ドコモ)、NTTナレッジ・スクウェア株式会社(以下:ナレッジ・スクウェア)および一般社団法人日本統計学会(以下:統計学会)は、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会公認の大規模公開オンライン講座(MOOC ※2)提供サイト「gacco(ガッコ)※1」を活用したデータサイエンティスト育成プロジェクトを2014年6月9日(月)から始動します。

本プロジェクトは産官学が連携し、統計学の基礎的な概念からビジネスに役立つ実践的な応用まで、幅広く学べる機会を提供することにより、社会的ニーズが高まりつつあるデータサイエンティストの育成・輩出を目指すものです。

ドコモとナレッジ・スクウェアは、両社が運営する「gacco」において、統計学講座を2014年11月(予定)から開講します。講座内容は、統計学会が統計検定を通じて体系化している統計教育質保証に沿うものであり、統計学会が推薦する複数の大学教授陣が講師を務めます。また、本プロジェクトと同様に「データサイエンス力の高い人材育成 ※3」を掲げる総務省統計局も統計学会に協力し、公的統計の利用方法に関する講座を提供します。これにより、これまで大学等を中心に一部の学生しか受講できなかった質の高い統計学の講義を、オンラインで幅広い方が受講できるようになります。

NTTデータは、人材育成・研修事業を手掛けるグループ会社のNTTデータユニバーシティを通じ、2014年12月(予定)から「gacco」のオンライン講座と連携した反転学習型の研修を提供します。オンライン講座で統計学の基礎を学習し、反転学習では、NTTデータが提供する先進的な技術や取り組みのノウハウを集約し、ビジネスとしての活用方法や統計ソフトウエアを使った分析実習を行うことで、実践的な知識習得を可能とします。

これらの取り組みを通じて、NTTデータ、ドコモ、ナレッジ・スクウェアおよび統計学会は、データサイエンティストを育成しビッグデータビジネスを推進するとともに、日本の産業界の発展に寄与してまいります。

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※1「gacco」は、株式会社NTTドコモの商標です。

※2 Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。
2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中から1000万人以上が受講している。

※3 2014年5月27日総務省報道資料
経済成長を担う”データサイエンス”力の高い人材育成(PDF:3ページ, 402KB)(外部リンク)